
タダ券があったんで、「平日の昼間」にも関わらず話題の『ダヴィンチ・コード』見てきました。
私は原作を読んでいたんで(このブログで
最初に書いた記事にありますね、偶然ですが)、なんとかついていけましたが、予備知識を持たずに観た人っておいていかれないのかなと思いました。
まず、上映時間の上限(今回は2時間半くらいですか?)があって、それにあわせて原作をいじったという感じで、ストーリーやキャラクターを理解するうえで大事(だと思われる)エピソードがカットされていたり、もしくはあまりに軽く扱われていたように思います。
この映画に限ったことではありませんが、やはり原作と映画のギャップって大きいですね。「映画ならでは」の何かがあって、うまく作用すればいいのですが、それが特に見当たらない場合は不満は高まりますね。残念ながらこの『ダヴィンチコード』は悪いほうにいっちゃった感じがしました。ルーブル美術館を使ってロケをしたということも話題になってましたが、映像としてみるとそんなに騒ぐほどのものでもなかったと思うし...
私も一応はクリスチャンではあるのですが、映画版に限って言えば、この程度で教会が目くじらたてるほどのことはないんじゃないかと思います。(もし、同じ
Dan Brownの『Angels & Demons』が映画化されるなら、この映画の比にならないくらいの反響が教会からはきそうですね、内容的には。それ考えると映画化は無理なのかな?)
ところで、Tom Hanksって顔大きいですねぇ。Audrey Tautouと並んだときなんて、その大きさが際立っちゃって、際立っちゃって。Audrey Tautouといえば『アメリ』ですけど、やっぱキレイな人です。
《Today's Music》
Talk of the Town / Talk of the Town ('99)
Thomas Vikstrom の絶品のヴォーカルが楽しめるアルバム。ほんとにこの人の声は音域も広いし、最高ですね。オリジナルは'88年発表です。
1曲目の"Free like an Eagle"は超名曲。メロディアスだし、サビもキャッチー。それでいてしっかりとロックらしさも保たれていて、何度聴いても飽きることがありません。続く"Fever"はイントロのキーボードの旋律もあってすごくポップですが、これまた北欧という感じがたまりません。"Sing to the World"はバラードですが、こういう歌の上手い人が歌うバラードって良いですよねぇ。ヴォーカルはこっちがはるかに上手いですが(笑)、Returnを思い出します。それ以外もオリジナルの1st収録の曲はフックがあり、キャッチーでおすすめのアルバムなのですが、99年の再発にあたりボーナストラック(12曲目から)がかなり収録されていますが、これがどれもつまらない(涙)。こんなんなら余計なもの入れないで、オリジナルのまま再発した方がいいんじゃないんでしょうか?
オリジナルの部分だけ考えると、ポップな北欧メロハーとしても最高峰の1枚じゃないでしょうか。