今週購入したCDは
Corrinne Mayはひろしさんの
All I Feelで新譜が発売になっているということを知って、即CDショップに行って購入でした。あと
Richie Kotzen の『Into the Black』と『Married with Children』(DVD)もAmazonに注文中。今月はいろいろとあって出費した(もしくはすることになっている)額がものすごいことになっています。大変です。
《Today's Music》
Heartland / Mind Your Head('07)
企画盤(?)の『When Angels Call』を含めるともう10作目になるんですね。名盤の2ndアルバム『Wide Open』が'94年(国内発売は'95年だったと思うけど)からすでに13年。1ジェネレーション以上回ったことになります。ライブとかをまめにやったりしている様子もありませんし、すごいヒットを飛ばしているようにも思えませんが、これだけ長く続けられるのってそれはそれで凄いですね。
上記の『Wide Open』でノックアウトされてからずっと彼らのアルバムを聴いていますが、2ndを上回るアルバムはないにしろ、「はずれ」といえるアルバムを作ることなく高いクォリティの作品をリリースし続けているのは凄いですねぇ。節目の10作目となる今作も相変わらずChris OuseyのすばらしいヴォーカルとSteve Morrisの職人技のギターが光る作品です。1曲目の"For Pity's Sake"は爽快感に包まれた曲で、イントロのギターのメロディライン、それに続いて出てくるエモーショナルなChrisの声が光る1曲。続く2曲目は哀愁味をもった割とハードなナンバーで、ギターの細かなピッキングもカッコイイ。3曲目はSteve Morrisお得意の艶っぽいギターのメロディが一転してハードな疾走感のある曲になる"Last Man to Fall"。見た目は「ひげのおっさん」(失礼!)ですが、ギターは凄く上手いですよねぇ。この曲では顕著ですが、今回のアルバムはこれまでよりもベースも目立つ楽曲が多いです。"A Fathom Fall"もまたSteveお得意のアコギとChrisのヴォーカルのソウルフルさが際だつ、彼らお得意のバラードタイプの曲。これまでの彼らの楽曲とはかなり異なるへヴィで粘っこいZepみたいな"Mountain to Climb"はちょっとびっくり。スピーディーな"A Richer Vein"、哀メロたっぷりの"Run for Your Life"も非常に彼ららしい楽曲。
彼らに期待される音楽を高いクォリティで提供していて好感の持てるアルバムです。あとはライブなどを頻繁にやってくれればいうことないんですけどね。是非生で歌声を聴いてみたいヴォーカリストです。