前回触れた私のノートPC、手間のかかる機械です。なんとか再インストールが終わったと思ったら、これまでだましだまし使っていたACアダプタが今度はいかれました。接触不良でガムテで留めたりして何とかやっていたのですが、再インストールが終わるのを見計らったかのようにお陀仏。
今年の夏は久しぶりに海外に出かけるんで、お金もかかるのによけいな出費です。(`ヘ´)
《Today's Music》
Nation / Chased by Time ('94)
北欧メタルの隠れた名盤です。いかにも北欧といった透き通ったメロディや様式美という言葉にひかれる人にはかなりお勧め。それにギターも粒のそろった速弾きなどかなりのテクニシャンぶりを見せつけてくれます。
オープニングの"Destiny"はクラシカルなイントロから一気に怒濤のHRへ突入という、ある意味お決まりの(これも様式美ってやつですか)展開ですが、この曲がすごくカッコイイ。2曲目の"Everything"もキャッチーなメロディがのったミドルテンポの曲でいい感じ。ア・カペラで始まる"Hang Him High"はハードポップといっていい曲調でこれは素晴らしい曲です。ハイトーンヴォーカルが実に気持ちいいです。(でも、この曲にこの歌詞はないだろうという気もしますが...)"Way of Love"は哀しみを立てたアコギのアルペジオの旋律がたまりません。Vandenbergを思い出します。"Carry on"もポップな雰囲気をたたえていてグッド。ギターのオブリなどもさりげなくテクニシャンぶりを発揮してますね。ラストの"Dance Forever"はドラムがドコドコとしているファストチューンですが、それでも上にのっているメロディはやはり流れるような素晴らしさです。
久しぶりに聴いたアルバムですが、これはいいです。2ndの『Without Remorse』もかなり良かった記憶がありますので、そっちも棚から出して聴いてみます。
ただ、ジャケットのチープさはねぇ...まぁ、これも北欧メタルお決まりの「様式美」ってことにしておきます。(笑)