2006年の新譜でお気に入りのものを選ぶ時期です。とりあえずコンピュータに登録しているやつで、ロックなアルバムを上から順序よくピックアップしてみました。
- Radioactive / Taken by Storm
- Ambition / Ambition
- Beagle Hat / Magical Hat
- Shadowman / Different Angles
- Toto / Falling in Between
- User of a Common Name / Freeway
- The Goo Goo Dolls / Let Love in
- Michael Kiske / Kiske
- Cheap Trick / Rockford
- A.C.T. / Silence
- Firebird / Hot Wings
- Chicago / XXX
- Street Talk / V
- The Poodles / Metal will Stand Tall
- 91 Suite / Times They Change
- Anders Johansson / Anders Johansson
- Wig Wam / Wigwamania
- Blind Guardian / A Twist in the Myth
- Iron Maiden / A Matter of Life and Death
- Rain / Stronger
- Rob Lamothe / Long Lazy Curve
- Final Frontier / Freelight
- Stride / Imagine
- Nexx / Another Dawn
- The Richie Zito Project / Avalon
- Pretty Maids / Wake up to the Real World
- Harem Scarem / Human Nature
- Last Autumn's Dream / Saturn Skyline
ここにあげたアルバムは今でもよく聴くので、甲乙つけがたいのですが、Best 10を選ぶとするなら(順不同で)
これは上のアルバムの中でも上位3枚に入るくらい好き。彼らの名前を知ったのはこのアルバムが最初ですが、The BeatlesやQueenといったバンドの影響が色濃いメロディやアンサンブルが素晴らしい。ヴォーカルも素朴な味があってたまりません。
- Toto / Falling in Between
久しぶりにTotoのアルバムで「良い!」と思いました。Bobby Kimballのヴォーカルも年齢を感じさせない位、よく出てましたし、Steve Lukatherのギターに関しては言うことなし。音色もフレージングもさすがです。
- User of a Common Name / Freeway
2ndアルバムのジンクスも打ち破り、前作を上回る作品だと思います。ハードな曲だけでなく、ピアノとヴォーカルメインのかわいらしい曲までとても良かったです。
- The Goo Goo Dolls / Let Love in
このアルバムで初めて聴きました、The Goo Goo Dolls。男臭いヴォーカルで歌われる哀愁味あふれるメロディがたまりません。何枚か他のアルバムもさかのぼって聴きましたが、やっぱりこれが最高。
最初は正直「う〜ん?」という気もしました。Place Vendomeでのはつらつとしたロックをどこかで期待していたんでしょうね。そういう感じのアルバムではありませんが、抜群の歌唱力で落ち着いた曲を聴かせてくれます。「大人のアルバム」という感じでしょうか。
ブルージーなオーソドックスすぎるHR。もともとこういう路線の音楽も大好きなのですが、最近はメロハー的なものが多くなってました。やっぱこういういぶし銀のロックも最高と思わせてくれたアルバムです。
Totoと同じように久しぶりにベテランの素晴らしさを実感したアルバムです。"King of Might Have Been"の様な彼ららしいバラードも最高だし、爽やかな"Caroline"など聴き所の多いアルバム。
久しぶりのMichael Bormannの歌唱力にノックアウト。爽やかなハードポップからアメリカンなロックまで彼の声の良さが光るアルバムに仕上がってます。私の好みからいうと、久しぶりに出たZenoのアルバムがこちらにあがりそうなものですが、こちらに軍配。あちらもアルバムのクォリティは申し分ないのですが、Zenoという「ブランド」に期待するものとは若干違ったので...
- Rob Lamothe / Long Lazy Curve
この人に関しては無条件にOK。それくらい彼の声が大好き。Riverdogsでの音楽性とは違いますが、彼の追求しているこのアコースティカルな路線に吸い込まれて、抜け出せません。(と言いながらも、再結成Riverdogsの音源はまだなのかと何年も待っている自分もいます)
- Final Frontier / Freelight
やってくれました。Journey直系のハイトーンヴォーカルによる爽快なアルバム。これまでのアルバム以上に吹っ切れたかのようにあの路線を継承してくれていて、気持ちいいですね。"Let your freelight shine〜”というサビが頭から抜けません。ここまでやってくれれば言うことなしです。
これは「現時点」での10枚。明日になれば、別のアルバムが入っているかもしれません。でも、それくらいみんなお気に入りです、はい。
《Today's Music》
Pretty Maids / Wake up to the Real World ('06)
企画盤も入れると16枚目(私が持っているだけでこれだけ。たぶん他にベスト盤とかもあるかも)になるかな?それくらい長いキャリアを持つバンドですね。正統派・王道のHRを今回も聴かせてくれています。彼らの好きな所は正統的なHRでありながらも、メロディも耳に残るキャッチーさを持っているというところです。疾走感あふれるHRもあれば、キャッチーなハードポップ的なものまであって良いですよねぇ。今度のアルバムも彼らに期待されているものをしっかりと提供してくれています。『Sin-Decade』を思わせる充実度です。
2曲目の"All in the Name of Love"は「いかにもPretty Maids」というスピードと耳に残るサビがあってカッコイイ。アコースティックギターのバラード"As Guilty as You"も胸を締め付けるようなメロディがあって感動的。"Why Die for a Lie"も速い曲でライブで聴いたら鳥肌が立ちそうです。Deep Purpleの"Perfect Strangers"も結構ハマってます。歌い回しもIan Gillanの特徴も聴き取れて微笑ましいです。