天下りは既定のコースなんですね。
国会職員手厚い退職金 事務総長は9400万円
国会の衆参事務総長の退職金が、一般省庁トップの事務次官より約1700万円高い約9400万円にのぼっていることが、朝日新聞のまとめで分かった。幹部の割合も一般省庁の2~3倍で、平均の退職金額も多い。衆院の事務局改革小委員会が31日にまとめた改革案では、高過ぎるとの批判を受けていた給与について、事務総長給与を年額60万円引き下げることなどを盛り込んだだけだった。衆院の国政調査活動費や庁費の飲食費への流用が発覚する中、改めて高給批判の声があがっている。
(中略)
また、一人あたりの退職金が増大していることについては「他官庁と違って天下りがなく、定年まで勤め上げる人が多いので、結果として退職金が高額になっている」と話している。
『朝日新聞』(電子版)2006年6月1日
以前、気になったどこぞの地方では夫婦2人とも公務員ならその人の給料は下げちゃいましょうよというわけの分からないことを打ち出すほど一般公務員の人の給料は下げようとしているところがあるくらいなのに、「天下りができないんで、退職金は高くてもしょうがないしぃ、それに定年まで勤めるんですよぉ」とは恐れ入りました。
《Today's Music》
The Babys / Union Jack ('80)
John Waite率いるThe Babysの4th。このアルバムから
Jonathan Cainと
Ricky Phillipsというメロハー界では欠かせない名前のプレーヤーが参加し、プロデューサーにはKeith Olsenを迎えています。1stや2ndはHR色が強く、John Waiteという名前からはあまり想像できない音楽性ですが、このアルバムは路線が変わりメロハーとして、そしてJohn Waiteがヴォーカルを務めているバンドとして違和感なく聴けます。彼のヴォーカルも伸びがあって、彼独自の色気も出てきて良い感じ。曲もメロディはキャッチーに、そしてサビは耳に残る良い曲が多いですね。キーボードも曲の雰囲気をうまく作り出していて、ギターとのコンビネーションなどかなり良いですね。Van Zantを思い起こさせるようなかっこよさです。2曲目の"True Love and True Confession"、タイトルトラックの"Union Jack"のイントロではこの手の音楽が好きな人はノックアウトでしょう。"Love is a Mystery"もタイトルにあるようにミステリアスな感じを醸し出していて、雰囲気がとても良いです。後半、少し弱い感じ(Jonathan Cainがヴォーカルをとる"Turn Around in Tokyo"とか)しますが、アルバムとしてはなかなかよろしいんじゃないんでしょうか。
やっぱ、Jonathan Cainって凄いんですね。彼が入ってからの
Journeyといい、このThe Babysといいクォリティがぐっとあがりますからね。