週末にあるワインバーに行きました。ここはワインはもちろん、料理もすっごくおいしくてとても満足しているお店です。値段も結構するけど、それに見合ったサービス・商品を優秀なソムリエさんとコックさんが提供してくれるんでそれはそれでOKです。値段の関係もあってお客さんたちの年齢層も割りと高めで、大学生がさわいだりしてるってこともなく、少人数で静かにお酒を楽しむにはもってこいなんです。
ところが、先週末は違いました。小学生低学年くらいの子供2人が親に連れられて誕生パーティをやってました。小学生の子供にフランス料理のコースディナー?私の育ってきた環境ではそんなことは考えられなかったです、はい。子供のころの誕生日なんて、家で普段よりもほんとに少しだけ贅沢をした夕食に、生クリームではなく、バタークリームのケーキ。そんなもんです。それが、フルコースですよ。それもワインバーで。まさに「アンビリバボー」でした。子供には贅沢すぎやしないかい?
「子供に贅沢」といえば飛行機に乗る時にも感じますねぇ。海外に行くときに、自分達はせまいせまいエコノミークラスで10数時間がんばって耐えてます。でも、必ずビジネスクラスに乗っている子供を目にします。(ファーストには入ったことすらないんでわかりません。)親がビジネスクラスだから、当然子供もということなんだろうけど、「子供はエコノミーに座らせろよ。子供には座席も十分な広さだし、ビジネスコースで酒を飲むわけじゃないだろ。そんなんじゃロクな子供にならないぞ!」などと勝手に思ってしまいます。(まぁ、子供だけ別のセクションに座らせるのは実際には難しいとは思うけど...)
というわけで、完全に貧乏人の勝手なひがみでした。orz
《Today's Music》
Simon Chase / Thrill of the Chase ('88)
オリジナルの発売年は多分この年であっているはず。95年にLong Islandからリリースされているのは再発盤のはずです。自分もこのシリーズで入手しました。このRock Classicシリーズはマイナーながらもかなり良質のAOR/メロハーの作品を再発してました。ケースに直接アーティスト名、タイトルが刻印されていたり、結構かっこいい作りでした。このシリーズのやつは結構ジャケット買いに近い感じで購入しましたが、良いやつが多かったです。で、このSimon Chase。カナダ出身で
Rik Emmettが2曲提供して、コ・プロデュースもしてます。80年代のメロハーという感じですね。スピード感のある曲もあれば、哀愁味あふれるバラードもあります。そしてコーラスも口ずさめるという分かる人にはわかるだろうあの感じです。AORテイストたっぷりのインスト⑥も好きですねぇ。でも、ジャケットに写ってる2人、何かさえない感じですね、残念ながら。96年には『The Witch Doctor』というアルバムも出してます。Lead VocalのクレジットがAnthony ComparelliからTony Comparelliになっていますが、間違いないでしょう。