久しぶりにAmazonでクリック、クリック。
Loreena McKennittのDVD & CDの『Nights from the Alhambra』が出ていたので、これはクリックせずにはいられませんでした。1作品だけというのもなんなので(?)、他に気になっていた
Paul RodgersのライブDVD(輸入盤なので安い)とラジオで最近耳にしてもっと聴きたいなぁと思っていた
Sara Evansの『Restless』をオーダー。この夏は旅行しちゃったんで少しは節約するつもりだったんですけどね...^_^;
《Today's Music》
Loreena McKennitt / The Book of Secrets ('97)
いわゆる「ケルト的」な音楽を聴かせてくれるアーティストの中でもかなり好きなアーティスト。ケルトを基調にしながら中東的な音階もうまく取り入れていて、神秘的な雰囲気を醸し出しています。彼女のスタジオアルバムではこれが一番好きですね。特に2曲目の"The Mummer's Dance"での彼女の囁くような歌い方、しなやかな声質、美しいメロディがすごく大好きです。イントロのストリングスの紡ぎ出すメロディが悲しくて、それでいて美しい"Skelling"も素晴らしい。タイトルからしてもエキゾチシズムが満載の"Marco Polo"(インスト)はキメの部分の旋律が耳に残ります。10分を超える大作の"The Highwayman"も飽きることなく、彼女の声に聴き惚れてしまいます。ほんとに美しい声をしています。Blackmore's Nightもやりそうな"La Serenissima"も心に染み入るインスト。"Night Ride Across the Caucasus"はこのアルバムの中では割とテンポがある曲です。ラストの"Dante's Prayer"は荘厳な聖歌のような雰囲気で始まり、ピアノが入ってきます。そして情感たっぷりに囁くように歌い上げる彼女の声は神々しささえ感じてしまいます。
以前取り上げた『Live in Paris and Toronto』ではこのアルバムを丸々演奏しているので、まだLoreena未体験の方はそちらを聴くのもいいかもしれません。