オーストラリア関係は今回はお休み。
昼休みに久しぶりにレコード店(ではなくてCDショップですね)をのぞいてみると、なんとForcefieldのアルバムが紙ジャケで再発されてるじゃないですか。早速購入ですよ。他にはTeslaも(こちらはデジパックの輸入盤)。ということで本日購入は
- Forcefield / Forcefield III: To Oz and Back
- Tesla / Real to Reel
《Today's Music》
Forcefield / Forcefield III: To Oz and Back ('89)
Graham Bonnet、
Cozy Powell (R.I.P.)、
Ray Fenwick、
Jan Akkermanによるプロジェクト。タイトル通り3作目。この3作目が出た頃はHR/HMをしっかり聴き始めて2〜3年目ですか。そのころにレンタルしたこのアルバムをレンタル&ダビング(なつかしい表現ですね。今ならコピーですよね)してよく聴いていました。Grahamの"血管ブチ切れ"のヴォーカルはありますが、ホーンセクションなども入っているAOR/ポップスの穏やかな音楽性が好きでした。数年前に久しぶりに聴きたくなったときにはすでに廃盤でレコード店にはなく、忘れかけてました。それが、今日特に目当てのアルバムもなくショップに入ってみると、再発されているじゃないですか。即購入ですよ。次作の『Let the Wild Run Free』も当時はレンタルした覚えがありますが、やはりこのアルバムが好みだったので今日はこれだけ。残りは様子を見てから。(ちょっとオーストラリアが予想以上に物価高だったんで、少し控えめに)
久しぶりに聴いてみても結構メロディとか覚えているものですね。1曲目の"Hit and Run"はこのアルバムの中ではロックっぽい方でPhenomenaとかに近い気がします。ギターも結構目立ってますしね。次の"Always"はうって変わってかなりAOR度高めの曲。当時ポップスからHR/HM畑にうつってきた(!)自分はすごく好きでした。ホーンセクションもガンガンですし。次もほとんどポップス/レゲエの"Stay Away"。こういう曲なんで抑え気味ですが、それでもGrahamはGrahamです。これも大好きでしたねぇ。"Desire"はメロディが印象的でドラマティックな"Desire"もカッコイイ。"Tokyo"という日本人にとっては身も蓋もないようなタイトルはオリエンタルっぽさがまぁ少しはあるインスト。"Who'll be the Next in Line"はテクノポップ風の曲。これは当時もあまり好みではなかったし、今も同様。"Wings on My Feet"もピュアAORですね。"Rendezvous"はインスト。
当時もGrahamのすごいパワフルなヴォーカルで耳に残るポップス/AORをやっていたのが好きで聴いていたのだと思いますが、こうして久しぶりに聴いてもやはり「聴ける」アルバムです。特に前半が好みですね。Grahamのヴォーカルが好きで、さらにホーンセクションとかも気にならない方ならそれなりにイケると思いますが、どんなもんでしょ。