Brisbane近郊の
Lone Pine Koala Sanctuaryを見た後はホテルのあるSurfers Paradiseへ。ここは完全な観光地という感じ。バスの運転手によるとオーストラリアの人にとっても観光地だそうで、確かに生活臭の薄い街でした。とりあえずHard Rock CaféでTシャツを購入(結構集めてます、このTシャツ)してから街を少しぶらぶら。
オーストラリアで驚くのが歩行者信号が青である時間が短いこと。青になってから点滅するまで4〜5秒程度。横断歩道の半分も行かないうちに点滅し始めます。点滅している時間は割と長いのですが、これには驚きました。車優先の社会です。
ここでも物価の高さを痛感。パエリヤを食べたのですが2人で80ドル近くたんじゃないかな?
《Today's Music》
Rik Emmett / Ipso Facto ('92)
ソロとしては2ndになるアルバム。Rikと言えばやはりギターの腕前だと思いますが、このアルバムでもやはり凄腕を披露しています。ほんと、上手いですね、この人。
オープニングの"Straight Up"はかなりハードな曲となっています。ギターソロも火花が散るという感じです。"Let Love Conquer All"は穏やかな曲で、彼の声にとてもマッチしています。"Heaven in Your Heart"は美しいバラード。エンディングのアコースティックギターもたまりません。"Dig a Little Deeper"も柔らかい曲です。この曲での女性コーラスやサックスのソロがいいアクセントとなっています。"Lickity Bit"は彼お得意のアコースティックギターのインストの小曲。さすがです。こういう曲をさらりとこなす懐の深さって凄いですよね。一息ついたあとはHR路線にもどる"Rainbow Man"。途中静かになって後にまた激しくなっていくダイナミックな展開が良いです。そこでのギターの旋律も好きです。次はこのアルバムでは一番好きな"Out of the Blue"。泣きのメロディが炸裂です。Gary Mooreにも負けないブルージーで哀愁たっぷりのソロも最高。リズミックな"Meet You There"ではワウを多用しているギターを聴かせてくれます。サビはすごくキャッチーです。軽快さがあっておおらかな気分になります。"Can't Lie to Myself"も涙腺を刺激するメロディ満載です。とても綺麗な"Calling St. Cecilia"もお気に入りの曲です。アコースティックギターをバックに切々と歌い上げる曲です。ちょっとしたストリングスもとてもいいですね。渋い魅力が光るジャジーなインスト"Transition"。ブルージーでいながら、お洒落な大人の雰囲気を醸し出す"Woke up This Morning (Blues in My Fingers)"。"Saved by Love"と"BIg Lie"はライブ音源。
個人的には"Straight Up"と"Rainbow Man"のようにハードな曲はなくても良いかなと思いますが、そうするとおとなしすぎるアルバムになってしまうかもしれないですね。ソロになって間もない頃ですから、Triumphのイメージを持っている人が多かったと思いますからこういう曲も必要だったのでしょうか?