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noblame.exblog.jp
  2007年 05月 22日
なんで今なのよ...(T_T)

オクラホマに80年代メタル・バンドが大集結

「オクラホマ」と聞いて無条件に「ミキサー」と言葉を続けたくなる人なんて、もはや珍しいのだろうか。そんなことはどうでもいいのだが、米国オクラホマ州にて、7月、めちゃくちゃ興味深いロック・フェスティヴァルが行なわれる。

題して『ROCKLAHOMA(ロックラホマ)』。

…あまりにもベタすぎるネーミングに寒気をおぼえてしまうが、出演者のラインナップはある意味、本当に鳥肌モノ。なんと80年代に一世を風靡したメタル・バンドたちが一気に大集結するのだ。主な出演バンドは以下の通り。

7月13日(金)ポイズン、ラット、クワイエット・ライオット、スローター、Y&T、ホワイト・ライオン、他

7月14日(土)ヴィンス・ニール、ドッケン、ウィンガー、スキッド・ロウ、ウォレント、ファイアーハウス、イナフ・ズナフ、ファスター・プッシーキャット、ブレットボーイズ、バング・タンゴ、他

7月15日(日)トゥイステッド・シスター、W.A.S.P.、ジャッカル、グレイト・ホワイト、L.A.ガンズ、ブリトニー・フォックス、スティールハート、他

この顔ぶれを「20年前なら豪華」と笑うか「今だからこそ観てみたい」と思うかはあなた次第。しかし実際、“あの頃”のバンドたちによるパッケージ・ツアーがアメリカでは非常に盛んで、そうしたライヴが夏に家族ぐるみで出かけるイベントとして定着している事実もある。ただし「ヴィンス・ニール個人じゃなくモトリー・クルーじゃなきゃ嫌だ」とか、「××の居ない××なんて認めない!」みたいなカタいことを言わず理屈抜きに楽しめる人向けのフェスではあるだろう。逆に「あの人、今このバンドにいるの?」的発見はやまほどあるはず。

ちなみに開催地はオクラホマ州のプライヤー。筆者自身、行ったことはもちろん耳にしたこともない地名だが、相当な田舎であることはほぼ間違いない。参考までにオクラホマ州はアメリカのど真ん中よりちょっと南、ちょうどテキサス州の真上に位置している。

いわゆる80年代メタルを懐かしく感じる世代はもちろん、当時の活況を原体験できなかった世代にとっても魅力的な催しといえるはずだが、「観たいのはやまやまだが、何処にあるんだか見当もつかないような場所に独力では行けない!」という方々のためには添乗員の同行するツアーも組まれていたりするので、まずは以下のサイトにてもろもろ確認してみて欲しい。

Barks』より

なんで今なのよ...自分がOklahomaにいた頃にはこんなフェスティヴァルなんて来なかったのに...出演する全てのバンドが観たいとは思わないけど、それぞれの日に好きなバンドがいるんで、絶対全日程行ったのになぁ。ちなみにプライヤー(Pryor)はTulsaの近くで州都Oklahoma Cityの北東にある町。ミズーリ州やアーカンソー州に近い所です。

『Rocklahoma』というネーミング、確かに寒いです。でも、州の頭文字を使って“Oklahoma is OK!”なんていうしょうもないフレーズが車のナンバープレートに書かれていたりしてますからねぇ...私の乗っていた車のプレートにもありました。(^_^;

《Today’s Music》
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もうすぐ発売になるBon Joviの新譜に関わっているということが切っ掛けで、最近よく聴いているGiant。タイトルにあるように3枚目のアルバムで前作の『Time to Burn』から数えると9年(!)ぶりのアルバム。とはいってもこれをきっかけに活動を本格的に再開したようでもないのが残念。
 Giantと言えばDann Huffの熱いヴォーカルとテクニカルなギターが光るメロディアスなバンドということだと思いますが、このアルバムもその期待を裏切らない素晴らしいものになってました。
 1曲目の“Combustion”からテクニカルなギターがうなりをあげて、2曲目の“You will be Mine”へ。このあたりは1stのような雰囲気。'80年代〜'90年代のロック世代にはたまらないはずです。“Over You”は爽快なナンバー。コンパクトながらアーミングも効果的なソロもカッコイイです。次はお得意のバラード、“Don't Leave Me in Love”。深みのある声で歌い上げる哀しげなメロディラインが秀逸。WhitesnakeでのJohn Sykesを思わせる音色のソロも良いですね。ハネるリズムの“The Sky is the Limit”もノリがよくて自然と体が揺れます。“Can't Let Go”も哀愁のメロディラインがたまらなく涙を誘うバラード。本編最後はRobert Palmer (R.I.P.)のカヴァー“Bad Case of Loving You (Doctor Doctor)”。この曲、もともと大好きなんですよね。(でも邦題の「思い出のサマーナイト」は付けた人のセンスを疑います(笑))
 ボーナスはライブが4曲。後に発売になる『Live and Acoustic』にも収録されています。なかでもJeff Beckの“Cause We've Ended as Lovers”はさすがDann Huffという素晴らしいギタープレイを聴かせます。
 現在はプロデュース業をメインに行っているようですが、アルバムだけでもいいですから、彼の音楽を提供して欲しいなと思います。
by noblame | by don_t_blame_me | 2007-05-22 00:43 | 音楽
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