今日でGWも終わりですね。GWとはいっても私の場合は大きい連休があったわけではなかったのですが、それでも休みがあるだけ幸せですよね。(^-^)海外旅行に行けたりするようなスケジュールなら最高ですが、それは贅沢ってもんです。
明日から仕事ですが、こういう休み明けが月曜日っていうのは嫌なもんです。その週がさらに長く感じますもんね。大事な会議もあって、その準備もあるし...書きながらちょっとブルーになってきました。Foreignerではありませんが、明日は“Blue Morning Blue Day”になりそうな気がします。
《Today’s Music》
Arrival / Life is a Show ('06)
スイス出身のAOR/ハードポップバンド。購入した
AOR Heavenの紹介には以下のように書かれています。
New Swiss AOR hopefuls feat. ex-Emergency/Zero member Thomas Lustenberger with an extreme catchy and polished classic AOR sound in the vein of their fellow countrymen Face Face. AOR lovers will dig it a lot !
EmergencyとかZeroとかは名前すら知りませんした。ましてや、「同国の“Face Face”の流れにある」って言われても???です。
ところがこのアルバムは「当たり」です。爽やかでキャッチーなAORアルバムです。
1曲目の“What can I Say”のイントロの「いかにも」といったキラキラキーボードにはうれしくなっちゃいます。どこかで聴いたことのあるような感じですが、こういう音楽が好きなんです、ハイ。“What can I say〜”というキャッチーなサビは耳に残ります。Thomas LustenbergerというVo.の名前は初めて聞きましたが、「北欧的な音楽ならこれだよね」という声質です。2曲目の“Hold on”でもその声を活かし、哀愁味ある曲に仕上げています。“Sandra”はまさに80年代といってもいいようなミディアムテンポで、力の抜けたヴォーカルが光る曲でお気に入り。ピアノをバックに切々と歌い上げる“Missing”は感動的なバラード。“Why are You Leaving”も哀愁溢れるスローテンポの曲です。“Goodbye (See You in My Dreams)”はすっごく爽やかなポップスといっても良いでしょう。こういう曲、80年代のチャートにはよく顔を出していました。“I Feel for You”もバラードですが、メロディを大切にしたギターソロが良いですね。次はこのアルバムでは一番ハードな“Enough is Enough”。ハードといってもこのバンドのやることですから、大したことはなく(笑)、元気なサビが印象に残ります。タイトルトラックの“Life is a Show”はアコースティックギターによるバラード。これまた哀愁のメロディがたまりません。“So Many Nights”のイントロのピアノとささやくような入り方をしてくるところなんかも「王道」ですね。
「他のバンドと差別化するようなところがあるか?」と問われれば、「う〜ん...」と答えるでしょう。ヴォーカルももう少し力強い方が好みですが、この手の音楽性にはこれでいいのかもしれません。RansomとかFake I.D.とかVinnie Kay(どれもマイナーで、比較してもあまり意味はなさそうですが...)の甘々な部分を取り出してきたような感じとでも言えばいいのでしょうか。AOR Heavenの紹介の“Extreme Catchy”という表現はまさにその通り。私はすごく好みのアルバムです。