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noblame.exblog.jp
  2007年 04月 24日
腕時計
腕時計_b0014459_22475862.jpg私はもともと腕時計はしません。だって、まわりを見渡せばどこかしらに時計はありますし、携帯電話にだってついてます。一番最近買った時計でももう8年くらい前になります。それも自分のものでもない時計をみていて少し傷をつけてしまったので、その人に新しく同じやつを買って、傷を付けた奴を引き取った時の物です。安い物で1万円もしない物でした。今もその時計はありますが、DVDラックの上に置きっぱなし。
 最近、それよりも古い時計を見つけました。自分で買った初めての時計です。アメリカにいるときにディスカウントストアで買ったやつです。これもたいして高い奴ではありません。地域によって時間が変わるアメリカで便利なようにアナログとデジタルで時間をずらせるやつということで選んだものです。Waltham(関係ないですけどWalthamの『Permission to Build』は良いアルバムですよねぇ)というメーカーらしいですが、そんなに良い物ではないはずです。そういうわけでその時計の存在自体も忘れていたのですが、先日引き出しの奥からひょこっと出てきました。当然、電池は切れていたので今日交換してきました。普段時計なんかしないくせに、このときばかりは腕にはめたりするうれしがり屋です。まぁ、明日からこれをつけて職場に行くかと聞かれれば、そんなことありませんけど...

帰りに中古ショップでThe Goo Goo Dollsの『Gutterflower』を購入。

《Today's Music》
Loreena McKennitt / An Ancient Muse ('06)腕時計_b0014459_22542379.jpg

前作の『Live in Paris and Toronto』が99年年の発売ですから、かなり久しぶりのアルバムです。昨年末に入手していたのですが、あまり聴いていませんでした。久しぶりにラックから取り出して聴き出したのですが、やっぱりこの人の声、神秘的なものがあってたまりませんねぇ。へヴィ・ローテーション入りしています。
 これまではケルト的なメロディが前面に出ていましたが、このアルバムでは中近東のイメージです。イントロの"Incantation"がの次に来る曲のタイトルが"The Gates of Istanbul"とそのものですからね。それに続く"Caravanserai"も最初は静かに奏でられる楽器陣に吸い込まれますが、歌が入ってくると少しテンポもあがり、彼女の透き通る声に酔いしれます。次は"The English Ladye and the Knight"。タイトルとそのスペルにも昔々のイギリスを思わせますが、曲調もその期待を裏切らない荘厳なもので、映画音楽的でもあります。次の"Kecharitomene"ではハーディ・ガーディが効果的に使われて、非常に神秘的な雰囲気です。西洋の人たちが日本や中国の音楽にミステリアスなものを感じるように、日本人の私は中近東の音楽にはすごく神秘的なものを感じます。チェロの響きと彼女の声の素晴らしさを堪能できる"Penelpe's Song"はアルバムの中でもかなりお気に入り。"Sacred Shabbat"もかなり中近東的な音楽ですが、ここで使われている乾いた音色の弦楽器(何かはわかりません。クレジットからするとoudかlyre"かな?わかりません)が非常に効果的ですね。"Beneath a Phrigian Sky"、フリジアンといえば、Yngwieが思い浮かぶロック馬鹿(笑)ですが、そんな私もここではしっとりとしたメロディラインにやられます。
 どちらかと言えば、以前のケルト色の強いアルバムが好みですから、初めての人にはそちらの方を勧めますが、これはこれでかなり良いです、ハイ。
by noblame | by don_t_blame_me | 2007-04-24 22:58 | いろいろ
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