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noblame.exblog.jp
  2007年 01月 31日
『ディパーテッド』、観てきました
今月で期限切れになるタダ券があったので、昨日仕事が終わってから『ディパーテッド』を観てきました。マーティン・スコセッシが監督というだけあって、暴力的なシーンもかなり含まれてました。映画自体は結構面白かったんですが、後味はよくないですねぇ。「え~!こういう終わり方!?」という感じです。決して納得がいかないとか、意味が分からないということでもなく、映画の出来が悪いということでもありません。観終わった後、暗くなるというかそういう感じということです。

レオナルド・ディカプリオ、久しぶりに観ましたけど、上手くなりましたね。私の中ではワースト3の中には入る駄作『タイタニック』の時は、ルックスだけで騒がれている感じで、演技もたいしたことないなぁという印象でしたが、今回のやつではすごく良くなってました。あと、ジャック・ニコルソンはお見事としかいえません。ああいう「頭のおかしい」役をさせると右に出る人はいませんね。表情とか間とかが抜群に「狂って」ます。

ところで、明日から出張です。移動もけっこうあるので、携帯音楽プレーヤーがぜひとも必要なところですが、残念ながら私のiPodはあの世に飛び立ってしまったので、ちょっとつらいことになりそうです。

《Today's Music》

Stride / Imagine ('06)『ディパーテッド』、観てきました_b0014459_12292184.jpg
B!誌をはじめ、いくつかのサイトでも絶賛されているアルバム。アメリカはテキサス州出身のプログレハードバンド。
いまだにDream Theaterは『Images and Words』だと思って、最近のへヴィな路線にはついて行けていない私にはぴったりのアルバム。あの頃のDream Theaterにも負けず劣らずのクォリティを備えたアルバムです。こういう音楽性をやるわけですから、楽器陣のテクニックは文句なし。複雑なリフやリズムもしっかりこなされています。その上にハイトーンのヴォーカルがメロディアスに歌い上げる。う〜ん、いうことなし。1曲目からヴォーカルの素晴らしさ、そしてギターソロでのテクニックにも感激。続く"Alive"はラジオのようなSEで始まり、憂いを帯びたヴォーカルが入ってくるのが最高。キーボードの活躍もこの手の音楽好きとしては嬉しいところ。そしてギターの泣きといったら。もうたまりません。"Endeavor"はインストですが、これもテクニックに裏打ちされているネオクラっぽさがかっこいい。ヴォーカルがなくても、曲の展開やメロディは絶品です。続く"How Far"はミドルテンポの曲。抑え気味のヴォーカルで始まり、徐々に盛り上がっていくラインなんて感涙もの。"Role Model"はホラームービーにあるようなかわいい音ながら不気味な始まりですが、へヴィな展開のあと、一転して穏やかなキーボードがいい味を出してます。"The Waiting"はイントロの爽やかなギターでこの手の音楽好きはノックアウトでしょう。優しげなヴォーカルもグッド。次の"Ion Drive"もギターで奏でられるメロディが素晴らしい。"Face the Day"はかなりへヴィですが、それでもしっかりと耳に残るメロディがあります。"Time"も狂おしい展開をするバラードタイプの曲。こんなに素晴らしい曲を書くバンドがテキサスにいたなんてと思っちゃいます。
「ヴォーカルが凄い」ということを繰り返し述べてますが、それくらいヴォーカルの素晴らしさが耳にとまります。もちろん、それを支えるメンバーのテクニックがあってのことですけど。『Images and Words』があれほどブレイクしたのですから、このアルバムも時代が時代なら凄くブレイクしたのではないでしょうか?06年のベストアルバムの1枚に入れるべきアルバムでした。
by noblame | by don_t_blame_me | 2007-01-31 12:31 | 映画・TV
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