Anders Johansson以外に先週買ったCDを忘れないうちに。
そういえば、
Jim Peterikのソロ、売り切れてたんだよね。別のところで買わなきゃ。
さーて、仕事再開、再開。
《Today's Music》
Toto / Falling in Between ('06)
Totoの最新作。ここしばらくの作品はとりあえず購入してチェックはしましたが、ピンとくるものもなくCDラックの肥やしとなっています。
それで今回の作品もあまり過剰な期待はしていなかったのですが、なかなか良いじゃないですか。つい最近取り上げた『The Seventh One』以来の好きなアルバム。
まず、
Steve Lukatherのギターがヘヴィな感じではあるけれど、そこはさすがに名手。でしゃばり過ぎない感じがグッドです。Bobby Kimballもハードな曲ではかなり張り切って歌っていて、うれしい驚き。
オープニングの"Falling in Between"はアルバムの中でもかなりハードな曲で、Bobbyが凄くがんばってます。続く"Dying on My Feet"はシンプルなギターリフで、落ち着いた曲調が好きですねぇ。後半にはホーンが入ってきて少しChicagoっぽいところがまた好み。3曲目はバラードの"Bottom of Your Soul"。彼らのバラードはとても好きなんですが、この曲もアダルトな雰囲気をもった曲で、アコースティックギターとキーボードで奏でられるソロも良い感じ。Joseph Williamsも参加していて、彼のソロアルバムに入っていたとしてもおかしくない曲。6曲目の"Simple Life"という2分強のバラードも素晴らしい。これだけの尺しかないのにしっかりと盛り上がっていく曲を作るんですから凄い人たちです。その後は全く調子が変わった"Taint Your World"。スピード感あふれるロック。Lukeのギターが光ってます。こういうノリの曲って実際にやると難しいですよね。(あくまで「ノリ」だけの話であって、もともとこんなに上手に弾けませんよ、私は。)次の"Let It Go"はフュージョンっぽいセクションがあって、彼らのミュージシャンシップに脱帽です。で、スローな"Spiritual Man"が来ます。ソウルフルなヴォーカルが渋いですねぇ。サックスと女性コーラスがとても効果的なナンバーです。最後の"No End in Sight"もとてもメロディがカッコイイ、ロックな曲です。ボーナストラックの"The Reeferman"はJazzです。Jazzのアルバム1枚聴くのはきついけれど、こういう感じの小曲がポンとあると好きで聴いちゃうんですよね。(
Richie Kotzenの『Slow』の中の"Conflicted"もそういう理由で好きです。)