売れまくっているようですね、Amazonから出ているKindle。
新型Kindle、既に2009年年末商戦の売り上げ超える
Amazonが電子書籍リーダー「Kindle」の好調ぶりをアピール。7月に発売された新モデルは、急ペースで売れているという。
米Amazonは10月25日、7月に発売したKindleの最新モデルが、2009年の年末商戦期に売れたKindleの台数を超えたと発表した。
年末商戦期を含む第4四半期は、クリスマスギフト需要などにより、Amazonでは最も製品が売れるシーズンだ。それにもかかわらず、新型Kindleは7〜10月の間に、昨年第4四半期のKindle売り上げを上回ったという。
(2010年10月27日、ITmediaより)
私もいわゆる3rd Generationを入手してもう6週間位になります。
8月の末に注文して、9月の連休前に到着。米Amazonから発送の通知が来てからわずか2〜3日の到着でした。
梱包物はApple社製の製品並みにシンプル。簡単なスタートガイドとUSB/電源ケーブルのみ。
しばらく使ってみての感想は電子書籍リーダーとしては自分のスタイルにはぴったり。小さくて、軽い。寝転がって本を読むタイプなんで、iPadは重すぎます。雑誌についてはやはり紙ベースが良いので(大きさなどの点から)、サイズ的にもこれくらいでちょうど良い。
E-ink画面もすごく見やすく、目も疲れません。液晶でないので、暗がりでは見えませんが、それは紙ベースの本と一緒。ライトを使えばOK。
私の場合は洋書を読むことがメインなのですが、日本語にも正式対応しているので、青空文庫から夏目漱石やら太宰治やらもダウンロードして読んでいます。
初めての電子書籍リーダーなんで、最初はボタンの操作にも少々戸惑いましたが、今ではすっかり慣れました。英語辞書も『The New Oxford American Dictionary』と『Oxford Dictionary of English』という2つが最初からインストールされているて、調べたい単語にカーソルを合わせれば、画面の上または下にぱっと意味が表示されるのはかなり便利です。
もう一つの売りがフリーの3G回線。ドコモの回線を利用しているようですが、無料でネットがどこでも使えるのは良いです。とはいってもモノクロ画面だし、3Gで使うにしろ家のLANで使うにしろスピードはかなり遅いので、メインのネット端末にはなり得ません。ただ、読書をしながらちょっとしたことを調べるにはこれで事足ります。Wi-fi機能のみのやつもありますが、外に持ち出すことも多くて、出先でも読書をしながらちょっとネットで調べ物ということを考える人であれば3G+Wi-fi機能付きの機種が良いと思います。
自分が購入したときも円高が進んでいたおかげで、だいぶお得感がありましたが、今ならさらなる円高。さらにお得感アップでしょう。「読書」ということに絞って考えれば、十分な機能を備えた端末だと思います。
私的には満足な買い物でした。