OSが新しくなったからってすぐに飛びついてインストールしちゃいけないっていうことは頭では知っていたんだけど...
リリース当日にやっちゃいました、Mavericksへのアップグレード。
デザインとか良い感じだなと思ってしばらく使っていたのですが問題噴出。
これまでとメモリ管理に違いがあるのか、メモリの消費量が急上昇しました。アクティビティモニタで確認してみるとこれまでは表れていなかった(はず、少なくとも確認した覚えはありませんが)"kernel_task"が700MB近くになっていて、他にも多くのメモリを消費するようになっていました。
これまでのMountain Lionの場合は私の場合、通常8Gのメモリのうち4G位はFreeだったのが、同じような使い方しかしていないのにFreeのメモリがすぐに40とか50MB以下になっちゃう状態。
Freeのメモリが一定以下になるとメモリ解放を自動で行うMemory Scopeというアプリを常駐させているのですが、頻繁に"Freeing"というメモリ解放を図るようになりました。これではテンポが乱され、仕事が滞ります。(このアプリを外して、そのままにすれば問題なく使えるのかしら?)
これはもっと深刻。プリンタドライバの問題。職場で使っているEpsonのプリンタのドライバが提供されていないので、印刷がうまくいかない。わざわざLAN上の他のマシンから印刷するという面倒くささ。まぁ、これについてはドライバ提供の確認をせずにアップグレードした私のミスですけど...
ということで、Time MachineからMountain Lionに戻すことを決意。
が、ここでも問題発生。
バックアップをとってあるHDDを接続してTime Machineから復元をしようとしたのですが、通常の方法でTime Machineに入っても「復元」のボタンがグレーになっていて反応せず。ウィンドウをさかのぼってはいけるのですが、復元できないという最悪な状態。
ということで、「⌘ + R」からの復元。
Mavericksにアップグレードする前にバックアップするという基本の「キ」を怠っていたため、復元できるバージョンもちょっと前のもの。それだといくつかのデータが欠けているので、手作業でTimemachineのバックアップHDDから該当データをコピーという力業。時間ばかりくってしまいました。
腹立たしい。
そんなこんなで、何とかアップグレード以前の状態に戻しました。Freeなメモリも以前の様に戻りましたし、アクティビティモニタを見ても"kernel_task"を始めとして異常(?)な振る舞いをしていた他のプロセスも消えました。
やっぱ、人の言うことは聞くべきです。
「アップグレードなどする前にはバックアップを確実に」
「新しいアップグレードにはすぐに飛びつかず情報収集を」
この2つ、身をもって学びました。